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2026.02.18

クレモナへと続くご縁 ― 小寺秀明さんとの歩み

アトリエコラム

Atelier ShiningTailにとって欠かすことのできない存在

先週末は春の陽気が感じられましたが、今日はまた冷え込みましたね。

さて今回は、当Atelier ShiningTailにとって欠かすことのできない存在である
小寺秀明さんについてお話しさせていただきます。

前回のコラムでは、コロナ禍においてオンラインで対話を重ねていたことをお伝えしました。直接お会いすることが叶わない状況の中でも、楽器製作やクレモナの現状について意見を交わし続けていました。
そして2023年、コロナ収束後に初めてクレモナへ渡航するきっかけを作ってくださったのも小寺さんでした。

初めてのクレモナ

初めてのイタリア、そして初めてのクレモナ。
不安と期待が入り混じる中、ミラノ中央駅まで迎えに来てくださり、さらに現地で活躍されているバイオリン職人の方々をご紹介いただきました。

ちょうどその時、クレモナではFesta del Torrone(トローネ祭り)が開催されていました。
トローネとは、卵白と蜂蜜、ナッツを練り上げて作られるクレモナの伝統菓子です。街には甘い香りが広がり、中世の街並みが祝祭の雰囲気に包まれていました。
初めてのクレモナが、この温かな空気の中で始まったことは、今振り返っても特別な出来事です。

5周年を迎えた現在も、そのご縁は変わらず続いています。
代表・尾方は年に2〜3度クレモナへ渡航し、小寺さんや現地のバイオリン職人の方々との親交を深めています。
技術の交流だけでなく、人と人との信頼関係の積み重ねこそが、私たちAtelier ShiningTailの活動を支える大切な土台です。
出会いがご縁となり、ご縁が音へとつながっていく。
その歩みの中に、小寺さんの存在があります。

次回は、弦楽器の街クレモナの歴史についてご紹介いたします。
お読みいただきありがとうございました。

小寺さん

~小寺秀明さんプロフィール~
10歳よりヴァイオリンを習い始める。
2014年  イタリア国立クレモナ国際弦楽器製作学校入学
在学中楽器製作をヴァンナ・ザンベッリ、マッシモ・ネグローニ、
楽器調整をダリオ・オッキピンティ、楽器修理をアレッサンドロ・ヴォルティーニ各氏に師事。
2015年  同校在学中よりクレモナ市内に工房を構えるアレッサンドロ・メンタ氏に弟子入り。
より本格的な弦楽器製作におけるスタイルを学ぶ。
2019年  クレモナ国際弦楽器製作学校を卒業しパルマ音楽院へ編入。
2022年  クレモナにてメンタ氏との共同工房として開業。
2025年  独立工房をクレモナにて開業。

小寺さん公式オフィシャルサイトはこちら
About in jp – Hideaki Kotera Official Website

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